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06号 >

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タイトル: 大学と地域が連携した臨床看護研究のサポート育成に対する試み : 臨床看護研究サポートのスキルアップ研修の評価 (研究ノート)
その他のタイトル: An Attempt to Cultivate Support for Clinical Nursing Research Performed in Collaboration between a University and the Community : Evaluation of Training for Improving Skills in Supporting Clinical Nursing Research (Notes)
著者: 横井, 和美
西川, みゆき
松本, 行弘
米田, 照美
本田, 可奈子
堀井, とよみ
古川, 洋子
豊田, 久美子
石田, 英實
藤井, 淑子
キーワード: 臨床看護研究
サポートシステム
教育評価
地域連携
発行日: 2008/03/31
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 研究の意義 看護実践の場において看護の質の向上にもつながり欠かせないものとなっている臨床看護研究のサポートには、タイムリーな看護研究サポートが求められ、看護研究サポートを施設内で行なえ対応できるシステムづくりが行われつつある。研究目的 本研究では、大学と地域の看護職能団体である看護協会との共同事業として行われている臨床看護研究サポートの研修についての評価を行い、今後、地域での看護研究サポートの方向性と発展への示唆を得ることを目的とする。研究方法 臨床看護研究サポートの研修受講者66名を対象とした。研修評価は、研修終了時のアンケート調査と研修終了時に提出されたグループワーク記録の内容分析から検討した。結果 研修評価は、理解度、興味度、応用度、教材・資料の適正について、5段階で回答を求めたところ、いずれの項目も9割が肯定的な評価を示していた。また、項目の年度別、項目間の点数変化は認められず、いずれの年度も内容評価に高得点を維持した研修であった。また、今後、施設内で研究サポートを行う自己課題と対策についての内容分折からは、「研究意欲を支える」「研究環境を整える」「研究サポーターとして心がける態度」「研究サポート方法への示唆」「研究過程を伝える」「自己の研究能力を磨く」という内容が示されていた。結論 臨床現場で研究指導の立場にある人を対象にした看護研究サポートの研修は、受講生の研修満足も高く、臨床でタイムリーな研究助言を提供できる身近な支後者を育成できるものとなった。また、受講生は身近な研究サポーターとして研究支援体制の整備とともに、心理的なサポートの必要性を研修の体験を通して見出していた。
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk006_063-070
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/92
出現コレクション:06号

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